こんにちは、金融OLのおかねまるこです。突然ですが、皆さん投資を始める前にぜひ知っていて欲しいことがあります。それは・・・
「投資のスタイルを決める」ということ
「わかってる」って言われそうなんですが、実はこれが一番大事。
「投資のスタイル」はつまり戦略、言わばお家を建てる設計図のようなものなのです。
なぜ資産運用が必要なのか
資産運用って何から始めたらいいの？
投資ってお金減りそう。難しそう・・
資産運用と聞いて、皆さん思いつくことがたくさんあると思います。そもそもなぜ「資産運用」をしないといけないか。
それは・・・銀行の口座においていてもお金が増えないし、お金の価値が下がるからです。
現在銀行の普通預金金利は0.001％（2021年10月現在）100万円で10円、そこから税金が引かれるので実際は約8円です。しかも１年間持って、です。０じゃないからいいじゃないって思うかもしれませんね。でも定期預金に利息がつくまでに商品あるいはサービスの費用が上がって1年前と同じ値段で買えないのです。つまり少しずつ物やサービスの値段は上がっているのに、お財布の中のお金に利息はまるでつきませんから同じ生活をしているとお金が減る方が早いという事です。この物の値段が上がっていくことをインフレーション（インフレ）と言いいます。アメリカ等先進国はこのインフレ率を年２％目標（例：１００万円のバッグが１年後１０２万円に価格改定）においており、日本もそれに追従いしています。仮に年率２％のペースでインフレが進むと３０年後１００万円は５５万円の価値しかないという計算になります。
だから貯めたお金の一部に働いてもらう、自分で自分のお金を考える必要が出てきたのです。
資産運用をイメージしてみよう
「資産運用」する上でまずイメージをして欲しいのはいつまでにどれくらい増やしたいのかという事です。
資産運用とは貯金や投資を取り入れて自身のお金を効率的に増やしていくことを指します。しかし最近はお金を増やす事にばかりスポットライトが当たっていて、短期間で１００万円が５倍、１０倍、１億円にと謳っている文章をよく目にします。もちろん投資の世界ではそのような事が全く起こらない訳ではないのですが、それを狙う勝負は投資した100万円がいきなりゼロになる場合の方がはるかに多いのです。
私は２００５年のリーマンショック前から投資をしていますが、リーマンショックで全ての運用資産が３分の１になり、それから２年間全然価格が戻らなかったあの時代は本当に辛かったです。今は色々な情報が手に入り様々な成功体験が共有できますが、投資の世界はリスク（不確実性）を伴います。情報に振り回されないためにもご自身が納得できる利益と耐えられる損失を投資される前にイメージして欲しいのです。その上でリスクリターンの投資戦略を練っていく。資産運用は利益追求も大事ですが実は損失にかかるリスクを把握し、回避する戦略を取れているかの方が遥かに大事だと思います。
自分の投資スタイルを決めよう
投資のスタイルに正解はありません。なぜなら皆さんが大事にされていることや生活スタイル、ライフプラン等それぞれ違うからです。
また投資環境も日々変わるためこの形が絶対完璧というのはないのです。
このブログを通して、どんな投資先があるのか、生活スタイルにあった投資は何なのか、投資の期間はどれくらいなど、どんどん更新していければと思っています
ポイント